Etymotic ResearchのER-4Sに乗り換えた正直な感想文
「安いイヤホン⇒青いモニターヘッドホン⇒これ」という流れでの感想です。比較対象が決して高いものではないというか安いものなのでそこはお願いしますが逆に僕と同じく安いものからこれに来る人の参考にはなるかもしれません。他の高い機種との比較ではありません。Music Centerでシャッフルしながら聴いて気づいた感想を書きます。
最初に書きますが実際あんまり「今までより高音質になった」というような印象は得られなかった。ただし少しは高音質になったとは言える。(良くも悪くも単なる一般人の感想です)
後同じ効果だと思うけど野見祐二さんの「駄々をこねる天才」でオーボエの人の息遣いとか右の人のピッチカートが鳴った一拍後に「チャッ」って音が鳴ってるのに気づいた。打楽器に手を乗せたみたいな軽い音です。主にこういう感じの音域においてちゃんと音が実を持って重く聴こえてくる感じはたぶん確実に言えるかな・・・。あとNeil & IraizaのWasted TimeのAメロで歌が終わったあとの2小節の後半で「ビィイィイィイィ」という音が鳴ってるのも初めて気づいた。あとCHOCOLATさんのブルーでハッピーがいいのイントロで右側でこんなにオルガンが鳴ってたとは気づきませんでした。キンキキッズのシンデレラ・クリスマスのAメロでキュポキュポ鳴るシンセが16分で鳴ってるのも初めて気づいた。
かと言って「高音がうるさくなった」とかいうわけでは全然ないです。ただ音質バランスはそのままになぜかタンバリンあたりの音がより重みを持ってちゃんと鳴らしてくれるようになった感。「より大きく聴こえるようになった」って感じじゃなくて「重みをもって感じるようになった」って感じなんですよねこれ・・・。例えばcapsuleのidol fancyが今流れてるのですが、capsuleってけっこう高音がうるさめなイメージあったのですが、これに関しても「重みを持ってちゃんと鳴らしてくれるようになった」という感じで、むしろ高音あたりの音の重心は下がった印象がします。高音のうるささは減った気がする。たぶん中音域辺りがちゃんと鳴ってて、高音のうるさい部分は音量落ちたのかな?(今までのと比べて)
打楽器の方がアタックが強いという点で音質の変化を捉えやすいんだと思う。それで主にタンバリンについて気づくことになったんだと思う。だけどそこがちゃんと実を持って鳴るようになったということは、他の楽器でも同じような効果をもたらしてるはず。ピアノがよく聴こえるようになったりとかもある。ミスチルの君がいた夏の左側のピアノの音が今までより聴きやすい。
(ただしこれは付属のイヤーチップのやつで白いやつに変えないと低音はちゃんと鳴ってくれなかった。耳の穴が結構小さくないと最初からついてくるやつは少しブカブカで合わないと思う。白い大きい方のやつに変えたら一気に低音がちゃんと鳴った)
でも今まで経験してきたイヤホンよりやっぱり低音出ていない感覚はある・・・。スマパンのXYUとWhere Boys Fear to Treadがなんか締まりが悪くなった感覚。あ、これは良くない気がする。ここは音質が変わってしまったなと思う。今までのイヤホンでの音のほうが好きかな。もしかしたらもともとこの程度の締りのなさ(※素人の感覚)だったのかもしれないけど。間違っても「ズンズン」とか「ブリブリ」とかいう感じではなく「ベースと低音鳴らすギターが音の輪郭を失った感じ」をこの2曲に関しては特に思う。ベースがアタックを若干失った感じというか音的にも目立たなくなった感じというかなんかそんな感じかな。前まではもうちょっと輪郭持って聴こえてた気がした。
ただし周波数特性を見るとこれは明らかにかなりそこらへんは平らになってる。つまり今までのイヤホンが味付けしていてこっちのほうが本来の音だったということなんだろう。今までの印象のスマパン、今までありがとう・・・これからはこっちの音を本来の音として聴くよ・・・。
まとめると
・「スマパンのベースさん...これが本来の音だったのか...」という感覚
・「高音部はなんか本当に良いねこれ...ありがたい」という感覚
の二点に尽きる
■追記(2017/12/10)
徐々に分かってくる音質の良さ・・・。良さというかなんというか分からないけどギターの音もよく聴こえる・・・。GLAYのHOWEVERで左右のギターがよく聞こえます・・・。いろいろと聞いてると確かに今までのやつとはいい意味で一味違う・・・やっとちゃんと「買ってよかった」と思えるようになってきた。
あと「中~高音部分で分離感が増した」という感覚がある。LA・LA・LA・LOVE SONG聴いてるのですがこれって別に各楽器の分離感はそこまで感じてなかったのに、このイヤホンで聞くとまるで00年代のネオフィリーのサウンドを思い出すくらい分離して聴こえだした。
youtueにあるスピッツのチェリーで左側でコンガっぽいのが鳴ってるのが初めて聴こえる。ノーナ・リーヴスのLOVE TOGETHERで左でシェイカーが鳴ってるのもすごく聴こえる。それ系が本当にすごい。
・「やっぱ中~高音部分はすごくすごく良いわ・・・」
最初に書きますが実際あんまり「今までより高音質になった」というような印象は得られなかった。ただし少しは高音質になったとは言える。(良くも悪くも単なる一般人の感想です)
①タンバリンとかの音がよく聞こえるようになったのに音量はうるさくなってないからなんか値段の高さを感じる
例えばキンモクセイの同じ空の下でのサビのタンバリンです。音が潰れないでちゃんと『ああタンバリンってリアルで振ったらこういう音だよね。逆に今までちゃんとタンバリンをタンバリンとして聴けてなかったのかな』ってなりました。あと若干サビの直前から鳴り始めていたことに気づきました。これは全開のヘッドホンや安イヤホンでは知らなかった。あとドリカムのLOVE LOVE LOVEのチェンバロがAメロが始まる1拍前にも鳴っていたことにまたもやこのイヤホンで始めて気づきました。あとシンバルズのSTUPID GIRLのタンバリンがまた『タンバリンすげぇwww』ってなってます。ELTのFuture Worldのイントロで右耳のシャカシャカがまた音が重く身を持って聴こえる。PIZZICATO FIVEの遠い天国も同じく右側のシェイカーみたいなのがいきなり『こんなにちゃんと聴こえるっけ』ってなってます(逆にミュゼットアコーディオン?は相対的になのか絶対的になのか目立ちが弱くなったかな)。太川陽介さんのLui-Luiの左側でタンバリンが鳴ってるのをここまで明確に最初から聴こえたのは初めてな感覚です。小池玉緒鏡さんの鏡の中の十月でもこんなにタンバリンが鳴ってたとはという感じ。なんかタンバリンの存在に気づきまくるシャッフルリスニングになってますが別に意識してタンバリンを聞き取ろうとなんてしてるつもりはありません本当です。後同じ効果だと思うけど野見祐二さんの「駄々をこねる天才」でオーボエの人の息遣いとか右の人のピッチカートが鳴った一拍後に「チャッ」って音が鳴ってるのに気づいた。打楽器に手を乗せたみたいな軽い音です。主にこういう感じの音域においてちゃんと音が実を持って重く聴こえてくる感じはたぶん確実に言えるかな・・・。あとNeil & IraizaのWasted TimeのAメロで歌が終わったあとの2小節の後半で「ビィイィイィイィ」という音が鳴ってるのも初めて気づいた。あとCHOCOLATさんのブルーでハッピーがいいのイントロで右側でこんなにオルガンが鳴ってたとは気づきませんでした。キンキキッズのシンデレラ・クリスマスのAメロでキュポキュポ鳴るシンセが16分で鳴ってるのも初めて気づいた。
かと言って「高音がうるさくなった」とかいうわけでは全然ないです。ただ音質バランスはそのままになぜかタンバリンあたりの音がより重みを持ってちゃんと鳴らしてくれるようになった感。「より大きく聴こえるようになった」って感じじゃなくて「重みをもって感じるようになった」って感じなんですよねこれ・・・。例えばcapsuleのidol fancyが今流れてるのですが、capsuleってけっこう高音がうるさめなイメージあったのですが、これに関しても「重みを持ってちゃんと鳴らしてくれるようになった」という感じで、むしろ高音あたりの音の重心は下がった印象がします。高音のうるささは減った気がする。たぶん中音域辺りがちゃんと鳴ってて、高音のうるさい部分は音量落ちたのかな?(今までのと比べて)
打楽器の方がアタックが強いという点で音質の変化を捉えやすいんだと思う。それで主にタンバリンについて気づくことになったんだと思う。だけどそこがちゃんと実を持って鳴るようになったということは、他の楽器でも同じような効果をもたらしてるはず。ピアノがよく聴こえるようになったりとかもある。ミスチルの君がいた夏の左側のピアノの音が今までより聴きやすい。
②低音部のホーンとかブラスとか系の音も初めて聴こえるようになったのが多いが、低音の音量は若干今までのイヤホンよりは小さい感じがするのとベースの輪郭が締まりがなくなった感覚がある
SalyuのApple PieのAメロで左側で低音部にホーン系みたいな音が鳴ってるのも気づいたから別にそこまで低音が弱いとかいうわけでもないかな?ホーンとかブラスとかそれ系の音もわりとよく気づくようになった。Pizzicato Fiveの大都会交響楽の低めのストリングスのバッキングとか、遠い天国の1:00あたりの打楽器の低音とか。(ただしこれは付属のイヤーチップのやつで白いやつに変えないと低音はちゃんと鳴ってくれなかった。耳の穴が結構小さくないと最初からついてくるやつは少しブカブカで合わないと思う。白い大きい方のやつに変えたら一気に低音がちゃんと鳴った)
でも今まで経験してきたイヤホンよりやっぱり低音出ていない感覚はある・・・。スマパンのXYUとWhere Boys Fear to Treadがなんか締まりが悪くなった感覚。あ、これは良くない気がする。ここは音質が変わってしまったなと思う。今までのイヤホンでの音のほうが好きかな。もしかしたらもともとこの程度の締りのなさ(※素人の感覚)だったのかもしれないけど。間違っても「ズンズン」とか「ブリブリ」とかいう感じではなく「ベースと低音鳴らすギターが音の輪郭を失った感じ」をこの2曲に関しては特に思う。ベースがアタックを若干失った感じというか音的にも目立たなくなった感じというかなんかそんな感じかな。前まではもうちょっと輪郭持って聴こえてた気がした。
ただし周波数特性を見るとこれは明らかにかなりそこらへんは平らになってる。つまり今までのイヤホンが味付けしていてこっちのほうが本来の音だったということなんだろう。今までの印象のスマパン、今までありがとう・・・これからはこっちの音を本来の音として聴くよ・・・。
③解像度という言葉では特に意識上に上がるほどの変化は感じない。
解像度については悪い気はしないけど特段すごいという印象は無い。ただし上述したとおりタンバリンとかよく聴こえているのでたぶん良くなっているんだと思う。抽象的な概念だけど「解像度がよくなった」と感じたのは100円のイヤホンを聞いてすぐ2000円のイヤホンのを聞いた時の変化レベルを10だとしたら、2000円のイヤホンを聞いてからこの2万円代のイヤホンを聞いた時の変化レベルは1か2。0ではない。確かに高音は、確かに良くなってる印象があるから。まとめると
・「スマパンのベースさん...これが本来の音だったのか...」という感覚
・「高音部はなんか本当に良いねこれ...ありがたい」という感覚
の二点に尽きる
■追記(2017/12/10)
徐々に分かってくる音質の良さ・・・。良さというかなんというか分からないけどギターの音もよく聴こえる・・・。GLAYのHOWEVERで左右のギターがよく聞こえます・・・。いろいろと聞いてると確かに今までのやつとはいい意味で一味違う・・・やっとちゃんと「買ってよかった」と思えるようになってきた。
あと「中~高音部分で分離感が増した」という感覚がある。LA・LA・LA・LOVE SONG聴いてるのですがこれって別に各楽器の分離感はそこまで感じてなかったのに、このイヤホンで聞くとまるで00年代のネオフィリーのサウンドを思い出すくらい分離して聴こえだした。
youtueにあるスピッツのチェリーで左側でコンガっぽいのが鳴ってるのが初めて聴こえる。ノーナ・リーヴスのLOVE TOGETHERで左でシェイカーが鳴ってるのもすごく聴こえる。それ系が本当にすごい。
・「やっぱ中~高音部分はすごくすごく良いわ・・・」
■追記(2018/5/1)
中~高音域部分はいいってのは分かる。だけど慣れてくるとやはり低音部分の足りなさが不満になってくる。あと音場っていうですかね、なんか硬いというか狭いというか、電話ボックスぐらいの狭さに感じるんですよね感覚的な話ですが。新しいのを探してみたいと思います
コメントを投稿