作曲の参考に:自曲「ホラーのタイトル画面BGM」のあれこれ
ホラーのタイトル画面BGMの解説
■作曲難易度 ★☆☆☆☆
■編曲難易度 ★☆☆☆☆
■音色難易度 ★☆☆☆☆
まず前書きします。
「僕は音大の教授とかバリバリ音大出ましたみたいな人間でないしむしろ音楽の専門学校も出てないので、まあそういう教育受けてない人がどうやるのか、っていう観点で参考にしてくださいおなしゃす!!!!!!!!!!!!!!!」
今回は「ホラーのタイトル画面風BGMを二曲事前に軽く分析して、その分析結果を頭に思い浮かべながら、後は感覚で思いつくまま繋げていく」という作曲法を取りました。難易度が高い曲を作る時はもうちょっと考えて作るのですが、これ系の曲は僕的には難易度が低く、ある程度適当に流れに任せても出来上がると思っていたのでそういう風にやりました。二曲というのは「死の着信メロディ(着信アリ)」と「黄色い花の伝説(弟切草)」です。作ったのがそれらと似ているかもしれませんが、渋谷系音楽のパクリのあれこれを見てきた僕がパクリと言えて訴えられて負けるレベルまで似ているわけじゃないやろと判断したので公開しました。このレベルでも問題あったらごめんなさい、問題あれば消します。
分析して頭の中に入れていたのは、ほぼ単にコード(コード進行でなくコード)の分析のみでした。なぜならば「こういう音楽ってメロディラインとかってよりも和音だよな」って思ったからです。
分析して作曲時に頭で意識したのは以下のようなものです。
「omit5thを使う」
5thを入れることで安定した和音の響きが完成されるけど、5thを抜くことで少しだけ、ほんの少しだけ何かがすっぽ抜けたような印象があるし、例の二曲でよく使われてたので。でも結局ほぼ使えてません。なぜなら良い使い方がよく分らなかった&「別に使わなくてもよくね?」って作ってる途中に感じたからです。そのまんま続行しました。これが重要ならばちゃんと使い方をもっかい考えてやったんですが、別にいいやとなりました。
「on3rdを使う(メジャー和音の時、その和音の3番目の音でオンコード)」
これは例の二曲で使われていたので。あとon3rdしてアルペジオすると少し変則的になるので、ホラー的に合っていると感じたため。
「♭9thを使う」
黄色い花の伝説で使われていて「これはいいな」と思ったため。
「dimを使う(ディミニッシュ和音)」
これは例の二曲でよく使われてたので。あと単純にこれを使えば「安易だけども」「簡単にホラー的な風にさせられる」から。
メロディラインでも分析して意識したことが3つありました。
「4分音符でわりかし跳躍的(非順次的)な動きをする」
これは例の二曲でそうしていたというのもあるし、自分でもそうした方がいいかなとなんとなく思ったからです。
「メロディラインの終わりの音を特に不協和的にする」
「曲の最後の感じを、着信アリっぽくする」
聴いてもらえれば分かると思うのですが、曲の最後の部分が着信アリっぽいです。要は「一度曲が止まった後」に「2つの音」で「不協和っぽく聞こえるような感じ」にするのをフィルっぽくする感じです。なぜわりと露骨にこれを使ったのかというと良いループ時のフィルがパッと思いつかなかったから&これは大丈夫だろというラインを超えていたからです。
大体こんな感じのことを意識しながら適当に繋げていきました。(ちなみに「意識しただけ」であって、実際にこの曲ではそれ以外の要素も使われてます。m7とか。あんまりdim, dim, dimってやってたら「うわ安くさ!」「なんかずっと同じ感じでつまらない曲だな」って感じに時々なったので、普通にM7とかMとか入れました。あとフレーズ毎の雰囲気の差異も少し意識しました。これは単に「作曲のクオリティを上げるための一つのテク」としてです。あえてフレーズ毎に雰囲気の差を作らない曲もあるとは思うのですが、大抵のものは雰囲気に差を出してます。ちなみにこの曲はそれほど差異出していません。
ちなみに調性(ダイアトニック)は全く意識してませんし、むしろちょっと転調気味になったほうが今回の場合良いのではないかなとなんとなく思ってたので、そこらへんはほんとに適当にやりました。あと言い訳ですが、聴いてて少したるい。あくまでもBGMだからそれが良い意味で使われることを願う(某場所に置いた)。
これは曲作りをする前から「こういう曲はバイエルっぽくやればいいだけだわ」と分かっていたので、軽くバイエルっぽく簡素な編曲にしました。バイエルとはピアノを習う人が初年度位に習う子供用ピアノ練習曲集みたいなやつです。実際ほぼアルペジオしかやってないので、バイエルの方がまだ複雑かもしれません。
さすがに少し意識したのは
「たまに無音部分入れる」
ってことです。フィルインみたいなもんです。入れるとそれっぽくなるじゃないですか。変な音の時にふっと無音になる感じとか。フィルインは作曲初心者が忘れがちな要素ナンバーワンだと思う。
これも最初の構想時に決めてたやつです。でomnisphereのプリセットを150くらい聴いて、ふとこの音色にあたった時に急に脳が癒されたのでこれにしました。
omnisphere(2)は劇判やゲーム音楽にうってつけな感じですね。「まんまハリウッド映画でよく聞くパターンのやつやないか」ってのがよくありますよ。今回はそうではないですが。
ちなみにシーケンサにdominoちゃん、仮想midiケーブルにloopMidi、dawにcubaseを使って、midiキーボードで鳴らしながらやりました。
稚拙だけどなんかの参考にしてね👻
■作曲難易度 ★☆☆☆☆
■編曲難易度 ★☆☆☆☆
■音色難易度 ★☆☆☆☆
まず前書きします。
「僕は音大の教授とかバリバリ音大出ましたみたいな人間でないしむしろ音楽の専門学校も出てないので、まあそういう教育受けてない人がどうやるのか、っていう観点で参考にしてくださいおなしゃす!!!!!!!!!!!!!!!」
作曲法「イメージと似た曲を軽く分析して、後は感覚で繋げていく」
今回は「ホラーのタイトル画面風BGMを二曲事前に軽く分析して、その分析結果を頭に思い浮かべながら、後は感覚で思いつくまま繋げていく」という作曲法を取りました。難易度が高い曲を作る時はもうちょっと考えて作るのですが、これ系の曲は僕的には難易度が低く、ある程度適当に流れに任せても出来上がると思っていたのでそういう風にやりました。二曲というのは「死の着信メロディ(着信アリ)」と「黄色い花の伝説(弟切草)」です。作ったのがそれらと似ているかもしれませんが、渋谷系音楽のパクリのあれこれを見てきた僕がパクリと言えて訴えられて負けるレベルまで似ているわけじゃないやろと判断したので公開しました。このレベルでも問題あったらごめんなさい、問題あれば消します。
分析して頭の中に入れていたのは、ほぼ単にコード(コード進行でなくコード)の分析のみでした。なぜならば「こういう音楽ってメロディラインとかってよりも和音だよな」って思ったからです。
分析して作曲時に頭で意識したのは以下のようなものです。
「omit5thを使う」
5thを入れることで安定した和音の響きが完成されるけど、5thを抜くことで少しだけ、ほんの少しだけ何かがすっぽ抜けたような印象があるし、例の二曲でよく使われてたので。でも結局ほぼ使えてません。なぜなら良い使い方がよく分らなかった&「別に使わなくてもよくね?」って作ってる途中に感じたからです。そのまんま続行しました。これが重要ならばちゃんと使い方をもっかい考えてやったんですが、別にいいやとなりました。
「on3rdを使う(メジャー和音の時、その和音の3番目の音でオンコード)」
これは例の二曲で使われていたので。あとon3rdしてアルペジオすると少し変則的になるので、ホラー的に合っていると感じたため。
「♭9thを使う」
黄色い花の伝説で使われていて「これはいいな」と思ったため。
「dimを使う(ディミニッシュ和音)」
これは例の二曲でよく使われてたので。あと単純にこれを使えば「安易だけども」「簡単にホラー的な風にさせられる」から。
メロディラインでも分析して意識したことが3つありました。
「4分音符でわりかし跳躍的(非順次的)な動きをする」
これは例の二曲でそうしていたというのもあるし、自分でもそうした方がいいかなとなんとなく思ったからです。
「メロディラインの終わりの音を特に不協和的にする」
黄色い花の伝説で使われていたからです。
聴いてもらえれば分かると思うのですが、曲の最後の部分が着信アリっぽいです。要は「一度曲が止まった後」に「2つの音」で「不協和っぽく聞こえるような感じ」にするのをフィルっぽくする感じです。なぜわりと露骨にこれを使ったのかというと良いループ時のフィルがパッと思いつかなかったから&これは大丈夫だろというラインを超えていたからです。
大体こんな感じのことを意識しながら適当に繋げていきました。(ちなみに「意識しただけ」であって、実際にこの曲ではそれ以外の要素も使われてます。m7とか。あんまりdim, dim, dimってやってたら「うわ安くさ!」「なんかずっと同じ感じでつまらない曲だな」って感じに時々なったので、普通にM7とかMとか入れました。あとフレーズ毎の雰囲気の差異も少し意識しました。これは単に「作曲のクオリティを上げるための一つのテク」としてです。あえてフレーズ毎に雰囲気の差を作らない曲もあるとは思うのですが、大抵のものは雰囲気に差を出してます。ちなみにこの曲はそれほど差異出していません。
ちなみに調性(ダイアトニック)は全く意識してませんし、むしろちょっと転調気味になったほうが今回の場合良いのではないかなとなんとなく思ってたので、そこらへんはほんとに適当にやりました。あと言い訳ですが、聴いてて少したるい。あくまでもBGMだからそれが良い意味で使われることを願う(某場所に置いた)。
編曲法「バイエルっぽく簡素に」
これは曲作りをする前から「こういう曲はバイエルっぽくやればいいだけだわ」と分かっていたので、軽くバイエルっぽく簡素な編曲にしました。バイエルとはピアノを習う人が初年度位に習う子供用ピアノ練習曲集みたいなやつです。実際ほぼアルペジオしかやってないので、バイエルの方がまだ複雑かもしれません。
さすがに少し意識したのは
「たまに無音部分入れる」
ってことです。フィルインみたいなもんです。入れるとそれっぽくなるじゃないですか。変な音の時にふっと無音になる感じとか。フィルインは作曲初心者が忘れがちな要素ナンバーワンだと思う。
音色「オルゴール系統の何か!」
これも最初の構想時に決めてたやつです。でomnisphereのプリセットを150くらい聴いて、ふとこの音色にあたった時に急に脳が癒されたのでこれにしました。
omnisphere(2)は劇判やゲーム音楽にうってつけな感じですね。「まんまハリウッド映画でよく聞くパターンのやつやないか」ってのがよくありますよ。今回はそうではないですが。
ちなみにシーケンサにdominoちゃん、仮想midiケーブルにloopMidi、dawにcubaseを使って、midiキーボードで鳴らしながらやりました。
稚拙だけどなんかの参考にしてね👻
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