音楽理論を学んで覚えていること1

まず音楽理論は「他の所で学んでください・・・」ってことにしたい。なぜならば他の人がやってるのにあまりまとめ直す価値を感じないし、あの五線譜と音符を一個一個用意するの大変だから。

この記事に書くのは「ネットや書籍で一通り音楽理論ってものを勉強して、今残ってる知識」です。要らない(?)物は取っ払ったものです。意訳しているので、他の本やサイトのサブとして読んでください






大体の音楽には調性(キー)があるし、調って概念はかなり便利


調性っていうのは、まあ「長長短長長長短」だとか「超短長長短長長」だとかのあれです(もっとたくさん種類がある)。この世の音楽を音階的な観点から適当に分類すると
  ・調性音楽…JPOP、洋楽、歌もの全般、クラシックの近代すぎないやつ全般等
  ・無調音楽…クラシックの現代に近いやつの中のいくつか等
  ・そもそも調だとか無調だとか意識してない音楽…パーカッションだけな音楽等
があると思う。普段テレビで流れたりするのはほぼ調性音楽。たぶん作曲家を目指してる人が作ろうとしてる音楽もほぼ調性音楽。ビートルズもミスチルもレディオヘッドも調性音楽だし、和風の曲もケルト風の曲も調性音楽の一種。ガムランはそもそも調だとか無調だとか意識してない音楽かも(調で分析できるけど)。

なぜ調って概念が便利だと思うのかというと
  ・調って概念使えば使う音を絞れるから
  ・調って概念使えば大抵の音楽を分析できて真似できるから
  ・調って概念使えば簡単に"それっぽい曲"が作れるから(良い曲ではない)
です。「あ、これ無調音楽だな」っていうのも「これは調じゃねぇな?」っていう風に調って概念使えば判別できるわけです。存在する音楽のほとんどを手中に収めてる概念なわけです。

Q「調ってなんだよ」

「その曲やそのパート(Aメロなど)などでメインに使う音名を12音でなく大体5~7音くらいに絞ったもので、その「どの音に絞るか」「どの音を基準に持ってくるか」ってのもいろいろ種類があるんだけど、絞り方によってその曲やそのパートが醸し出す雰囲気が違うから、とにかく絞って便利、基準の音を変えると雰囲気変わるねっていうやつ」です。(基準の音って言っても意味不明かもしれませんが、うまく説明ができない)

一番よくあるのは「長調、またはメジャーキー」。次は「短調、またはマイナーキー」。それぞれがどういう絞り方をしたのかは、ちょっと説明がめんどくさいんだ!だからググるんだ!すぐ分かる!すぐ分かる!

で他の絞り方、基準の音の種類だけど、あまりにも使われなさすぎて「調」じゃなくて「旋法」って言われ方するけど、どっちでもいいと思う。自分は「調も旋法の一種」だと思うし「旋法も調の一種」だと思う。で、例えばケルト音楽で有名な「ミクソリディアン旋法」や、まあなんかで使われる「ドリア旋法」とか。ちなみに旋法的な言い方をすると「長調=イオニア旋法」「短調=エオリア旋法」なんで。なんか「旋法」とか「調」とか用語別れてるけど、根音や使う音階が違うだけで実はどっちも旋法だって思った方が早いと思うし、音楽の理解に幅が出ると思う。(イオニアだとかドリアだとかミクソリディアンとかめんどくさいから、僕は「ド旋法」、「レ旋法」、「ラ旋法」とか呼んでます)

調って概念を知ってると「あ、転調したな」とか「あ、完全に調に則ってるな」とか分かります。分かる必要無いかもしれませんが、必要とか不必要だとか関係無くとにかく分かります。

ちなみに無調音楽は、僕の感覚では「ホラー映画かよ!」とか「キチかよ」とか「おわわあわわああわわ」って雰囲気になってる曲が多いです今の所。実際ホラー映画のサントラでは無調的な技法がよく使われてます。作りたい音楽がホラーとか、RPGの洞窟の音楽だとか、ラスボスの音楽だとかの場合、わりと普通に無調音楽してますから、前田敦子のことは忘れても無調音楽のことは忘れないでください(おわわあわわああわわ)。





トニック、サブドミナント、ドミナントとかいうコード進行の概念がある


Q「コード進行ってなんだよ」

直訳すると単なる「和音の進行」ですが、意訳すると「よくわからないのですが、和音ってありますよね、あれの使い方で曲の雰囲気が変わるね!なんかよくわからないけど、和音が進行することって音楽にとって大事なことでは?なんか大事っぽいからコード進行っていう言い方しようヨ♬」的な事だと思います。なぜか知らないのですが和音が変わると人の情動に訴えてくるものがあるんです。それを分かりやすく一応複合語にまとめておいたものだと思います。

一般人はコード進行っていう概念を知らないけど、実は音楽を作る上でよく利用される便利な概念なので、作曲する人は「コード進行が~」「コード進行が~」って言います。

ちなみに、コードが全然進行しない音楽にもそれ相応の良さがあるんだよ。例えば「ファンクネス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」って感じの曲とか「ヒーリング・・・・・」って感じの曲とか「ファンクネス!!!!!!!!!!!!!!!!!!」って感じの曲とか「ファンキーや!!!!!!!!!」って曲とかさ。作りたい雰囲気が「倦怠感」だとか「ファンキー」だとか「ウ"ウ"ウ"ウ"ン!!」だとか「もうどうでもいいや・・・」みたいな感じだったりしたらコードが進行しないことで表現できたりするんですよ。

ちなみにJPOPって「めちゃくちゃコード進行する。しかもできる限り大げさにコード進行する」っていうジャンルなんですよ。日本人はそういう音楽で育つから無意識にコード進行めちゃくちゃしがちだと思うけど、「ジーンとする・・・」だとか「涙!」みたいな雰囲気を作りたいならそうすればいいと思うけど、そういうの表現したいわけじゃないならそこまで強くコード進行させなくてもいいと思います。例えば池田亮司なんてある意味「全くコード進行しないタイプの曲」の良さをめちゃくちゃ出してるんですよ。そこまで行かずとも、ファンクだとかミクスチャーロックだとかってあんまコード進行しないしさ。とにかく日本人は「コード進行しすぎ症候群」が多いと思う。感動的な方向が好きならいいんだけど、別に感動的な方向好きじゃないのに感動的なガツーンとくるハリウッド型の展開しちゃってる感じだったら違うと思います。

Q「トニック、サブドミナント、ドミナントってなんだよ」

これも「音楽を作る上で、必須ではないが、よく利用される便利な概念」の一種ですが、じゃあどういう概念なのかというと、僕には説明できません。これはいろんな人の説明を聞きまくって聞きまくって大体理解したことなので、なんか説明できません。しかし覚えていますし、よく僕の中では使います。便利な概念だと思います。

一応書いておきますが、小さい頃から演奏主体で音楽に接する教育を受けてきた運のいい人達はもう、こんなトニックだとかコード進行だとかを全く考えずに作曲したりしています。今してるのは理論の話なので。料理だって別に料理の教則本読まないでもできるじゃないですか。そういうことなんだと思います。「でもこんな考え方があったりもするよ」ってことだと思います。


ちなみに僕はこのトニック~サブドミナント~ドミナントという概念は、音楽にとどまらず人間の感覚そのものの性質の一つだと思っているので、編曲にも応用したりしています。

例えばですが、JPOPって3番のサビの前半って、後ろの楽器が一気に静かになるじゃないですか?あれって音域的な意味でのドミナントだと思うんですよ。でその次一気に楽器が本気で鳴りだすじゃないですか。あれは音域的な意味でのめっちゃトニックだと思うんですよ。その変化でゾワワってきたりするじゃないですか。こういうのを僕は「音域効果」と呼んでいます。

逆にその音域効果にもいろんな種類があるわけですよ。JPOPとは真逆ですが「ずっと同じような音域の使い方をする」っていうやつとか。そうすると「気怠い雰囲気」「ファンクな雰囲気」とかが出るわけですよ。作りたい曲に合わせて「音域的な意味での機能」を考えてみたらどうかってのも僕が将来どっかで偉くなった時提唱しようとあっためてたことなのですがここに書きます。これもリテラシー(作曲における判断基準)の一つです。






なんかめちゃくちゃ長くなったので記事を分けます
音楽理論を学んで覚えていること2



















2 comments

raineasler | 2022年3月5日 23:46

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